電話番号:052-771-3322

〒465-0097 愛知県名古屋市名東区平和ヶ丘5-27

愛知県名古屋市名東区の内科・胃腸科「今井内科胃腸科クリニック」。内視鏡検査や糖尿病・高血圧などの生活習慣病の指導・改善などに評判。千種区、守山区からもアクセス良好。

過敏性腸症候群

ネット受付

看護師募集中 詳しくはこちら

今井先生の健康医学ブログ

過敏性腸症候群は、通常の検査でほかの病気が認められないにもかかわらず、お腹の症状(腹痛や腹部膨満感など)と便通異常(下痢や便秘)が慢性的に出現する疾患です。比較的若い人に多い病気で、日本人の8人に1人がこの病気をもっているという報告もあります。

過敏性腸症候群の症状

過敏性腸症候群の国際的な診断基準であるRomeⅢによると、この病気の症状は、

「反復する腹痛または腹部不快感が、最近の3ヵ月のうち少なくとも1ヵ月に3日以上存在し、しかもそれらの症状が次のうち少なくとも2つ以上を伴うこと。」

  1. 症状が排便により軽快する
  2. 症状が出ると排便回数が変化する
  3. 症状が出ると便の硬さが変化する

となっています。
つまりは、慢性的にお腹の痛みが出たり引っ込んだりし、お腹の調子が悪いときには下痢(時には便秘)になり、便やおならが出ると、痛みが楽になる、といった症状の病気といえます。

過敏性腸症候群の原因

過敏性腸症候群の原因はまだわかっていない点が多くあります。現時点では、もともとの遺伝的な素因、生活習慣による刺激、精神的なストレス、腸内細菌の組成、気温などの環境変化などが関連し合って症状を引き起こすと考えられています。

過敏性腸症候群の検査

過敏性腸症候群の診断には、検査によって見つかる異常所見がないことを確認する必要があります。当院では大腸の炎症やがんなどがないことの確認のために、大腸のカメラと血液検査をお勧めしていますが、カメラの検査を受けられない場合には、代わりに便潜血検査で便に血が付いていないかどうかを確認することになります。

過敏性腸症候群の治療

治療のためには、まずは食事を中心とした生活習慣を見直してください。
下痢っぽい便の人は、香辛料や冷たい飲食物、脂っこいものなどを避けましょう。乳製品やアルコールも下痢の原因になる場合があるので、控えた方がよいです。便秘っぽい人の場合は、香辛料など刺激の強い食品は避けつつ、水分や食物線維を多く摂れるような食事を心がけてください。
あとは、よく噛んでゆっくりと食べること、一度に食べ過ぎないようにすること、適度に運動をする習慣を持つことなどが重要です。

食事だけでは症状が改善しない場合には、お薬を使って症状を治していきます。この病気で使用する薬は結構種類が多く、便の性状を整えるような薬、腸の運動を調整する薬、心因性の原因に働きかける抗不安薬や抗うつ薬など、いろいろな作用機序の薬を症状に合わせて選択します。

実際の治療では、症状のその日その日による変化も大きくて、お薬を使って治療しても、すぐにすっきり改善とはいかないと思いますが、根気よく通院していただけばかなり良い状態を維持できると思います。
突然起こる腹痛や下痢(時に便秘)などの症状でお悩みの方は、一度当院に相談してみてください。

PAGE TOP